一気に暖かくなってきました。先ほど桜の開花予想をチェックしてみたら靖国神社の標本木の開花も近づいており、今年(2003年)は3月16日かもとのこと。
神楽坂よりは、お隣の九段下(千鳥ヶ淵)に圧倒的な桜がありますから、そちらにお出かけしたくなりますが、神楽坂で見られる桜をいくつか、地元目線でご紹介しましょう。
1.飯田橋五叉路から神田川に沿って大曲までの通り沿い……意外な桜の見所は、飯田橋交差点(五叉路)から、神田川(と高速道路)に沿って、江戸川橋駅方面へ歩いたとき、しばらく続く桜の列です。太い道路に沿っているおかげで日照もあるのでしょう。飯田橋駅から大曲の交差点くらいまで大きな桜の木が並んでいます。ただし文京区側のほうではなく、新宿区側になります。
2.津久戸八幡神社……神社といえばやはり桜。というわけで毘沙門天より先に津久戸八幡神社のほうを推してみます。境内へ上がる石段に沿って桜も何本か植えられていて、最盛期は「おお!」という感じです。桜のトンネルになっている石段を登ってみるのもいいでしょう。
3.白銀公園……放課後や週末は子どもがわいわいとにぎわう公園ですが、桜もしっかり植えられています。桜の種類が複数あって、比較的長めに桜を楽しめるのがいいところです。
4.毘沙門天……毘沙門さんは境内が狭いこともあって桜が何本もある、というわけではありませんが、境内の縁にソメイヨシノが数本あり、境内の中ほどに小ぶりのしだれ桜が植わっています。スマホのカメラでアングルを工夫するとなかなかいい写真が撮れますよ。
5.外濠通り沿い……飯田橋駅から市ヶ谷を経て四ッ谷駅に至るまで、外堀通り沿いは桜が並んで植えられています。樹勢の関係で一部植え直しがありましたが、2キロくらいの桜の列は、千鳥ヶ淵にも負けない素敵なインパクトです。総武線や中央線の車窓から楽しめるのも魅力ですよね。外濠を望むカナルカフェでのんびりも素敵ですが、この季節は数時間待ちになるほどの大混雑です。
6.サクラテラスと外濠公園(千代田区側の外濠沿い)……飯田橋駅前から千代田区側を市ヶ谷に歩いて行くと、こちらも桜の通りとなっています(外濠公園)。ちょっと前は、法政大学の学生や地元企業の花見でにぎわっていましたが、最近は座っての花見ができなくなったので、歩きながらの花見を楽しむ感じになっています。スタート地点のサクラテラスは数多くの桜(10種類あるそう)を植えていて、時間差で長い期間桜が楽しめるように工夫されていますよ。
7.南蔵院の河津桜……そうそう。河津桜はソメイヨシノより早く咲きます。牛込神楽坂駅の真上あたり、南蔵院さんの敷地に一本の河津桜があるのですが、今年はどうだったのかな。

[…] ひとつ前の投稿で「神楽坂でも桜を見られる場所を地元民が7つ紹介」という記事をアップしたので、せっかくですから、それぞれ画像もアップしてみたいと思います。iPhoneのライブラリーを探っていたら、2017年の桜の写真が見つかりました。これは津久戸八幡神社ですね。写真は4月6日となってますから、この年の満開は入学式まで間に合ったようです。今年(2023年)は入学式には難しいかも。 […]
[…] 前の投稿で「神楽坂でも桜を見られる場所を地元民が7つ紹介」という記事をアップしたので、せっかくですから、それぞれ画像もアップしてみたいと思います。こちらは大江戸線牛込神楽坂駅の真上にあたるところ、大久保通りがぐんぐん地蔵坂をのぼっていくあたりにある南蔵院の河津桜です。 […]