
階段がある、ということはいくつかの意味があります。まず「高低差がある」ということ。
そして道路をもって坂道でならす余裕はないということ(車を前提とすれば坂道にする必要がある)。
また、人の往来はある、ということも階段が存在する条件です。
神楽坂の兵庫横町は、まさに人の通り抜ける道。軽子坂のほうから入った道は、途中階段を使って最終的には毘沙門天の前まで通じていきますが、細いところは2人が並ぶこともできません。
でもこんなあたりにあるお店でご飯を食べるのは「いかにも神楽坂!」っていう感じがしますよね。しかもしれが雨の日なら風情はいやまします。
このあたりは、煉瓦塀があったり、敷石のサイズが大きくなったり(一説には都電廃止時にもらってきたものともいわれる)、変化の多い道で歩く人の目を楽しませます。
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