白鳥橋で、都電軌条の遺構が発見!

神楽坂といっても端っこのほう、文京区との境目(神田川)にかかる白鳥橋が架け替えとなっていますが、作業にあたって舗装をはがしてみたところ、都電の遺構があらわになったそう! 一般見学できる日がありましたので行ってきました。

東京都 建設局 神田川白鳥橋で発見された都電の遺構を公開します

都電は、かつて都内を駆け巡る便利な交通機関でしたが、今では都電荒川線(東京さくらトラム)を残すのみとなっています。多くはバス路線に置き換わっていますが、白鳥橋も都バスが通り抜けています。都バスが、江戸川橋駅のほうからやってきて、春日駅を経由し上野公園まで向かっているのは都電の路線の名残です。

ということで、橋に都電の軌条が今も残っていたというのはなかなかすごいですね。見学時間に行ってみたらなんと100人くらいが熱心に撮影をしていました。複線、つまり2車線分のレールが遺されているのがはっきり見えます。アスファルトを取り除いたら、こんなにキレイに往時の姿がよみがえるんですね!

橋に入ったところから、橋を抜けたところまでの間がきれいに残されていたようで、ギリギリ残されていた部分も拝見することができました。

2019年には、お茶の水橋で同様に補修のためアスファルトを取り除いたところ、軌条が見つかったことがありました。まだどこかの道路や橋の下には都電の遺構が眠っているのかもしれませんね。

(場所は下記のこちらです)

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