2026年8月13日 投稿者: yam_syun オフ

アユミギャラリー:実は登録有形文化財です

東西線の神楽坂駅は、先頭と最後尾に改札がそれぞれあります。早稲田駅寄りと、神楽坂坂上交差点に近いほうとでずいぶん雰囲気が違ってきますが、ちょうどその中間あたり、神楽坂通りに古い建物が一軒あります。

ときどき一階をギャラリーとして、写真展や工芸品、ファッションその他の展示会場として利用されているので中に入った人もあるかもしれません。中は古民家!という雰囲気でギャラリーとしての雰囲気は最高です。ギャラリー名はアユミギャラリーといいます。公式サイトでは下記のように説明があります。

AYUMI GALLERYは、神楽坂にある、英国のハーフティンバー風の木造建築の1階にある貸ギャラリーです。
1984年の開廊以来、造形活動をされている多くの方々の発表の空間として、また、神楽坂を訪れる人々が気軽に立ち寄り楽しめる場所として親しまれてきました。
この建物は、大正後期から昭和初期にかけて英国で建築を学んだ建築家、高橋博(1902~1991)によって、自身のアトリエとして戦後間もなくの1953年に建てられたものです。2011年には登録有形文化財(建造物)に指定されました。

この建物、建築事務所の社屋として建てられ、その一階がギャラリーになったもので、登録有形文化財としては「高橋建築事務所社屋」として登録されています。築50年を経ないと登録有形文化財の対象にはならないので、まさに歴史をくぐり抜けてきた建物といえます。文化遺産オンラインには解説として下記の説明をしています。

早稲田通りに南面する敷地に建つ。切妻造桟瓦葺の主棟の西北に切妻屋根を突出する木造2階建。ハーフティンバー風の外観で、通り側には出窓を設ける。内部は方杖や梁など木部を現す。イギリス田舎家風の穏やかな外観が神楽坂界隈の景観に潤いを与える。

ファンタジーアニメなどではよく、柱のような木の部分が外に露出している建物を見ますが、実はこれがハーフティンバー様式だったわけです。それがまさか神楽坂で観られるとは。びっくりですね。

神楽坂にはいくつか登録有形文化財があります。そんな神楽坂の魅力も、ときどき紹介できればと思っています。