飯田橋~神楽坂~江戸川橋あたりで育った地元の子どもであれば、一度は行って遊んだことのある公園があります。それは「ぞうさん公園」です。といっても正式な名前は「あかぎ児童遊園」ですが、地元の子どもはみんな「ぞうさん公園、行こうぜ」「ぞうさん公園、集合ね」とその名を呼びます。
写真をみれば理由は一目瞭然ですね。ぞうさんの顔のどアップが2階建てに重なって、その鼻が滑り台になっているという特徴的な作りです。耳もちょっとボルダリングっぽく登れるようになっていておもしろいですね。
この2階建て、地形を巧みに利用しています。この公園は、神楽坂通りに沿った高台になっている筋と、神田川の川筋とのあいだに細長く位置しており、2つの出入り口の高低差がけっこうあります。その高低差を逆に遊具として活かしきったのが滑り台であり、ぞうさんデザインなのです。
また、住宅地のすきまにある、という特徴もあって、夜になると閉まってしまうのもおもしろいところ。入り口も狭くて、狭い道を歩いているといきなりあらわれるので見過ごしてしまうかも。でもそれがまた地域の公園という感じでいい雰囲気を作っています。
以下に新宿区のホームページのリンクをつけておきますが、詳しい地図はつけません。ここは迷いながらみつけてみてください。みつけたときの「おおっ!」って感じ、楽しんでみていただければと思います。
新宿区ホームページ あかぎ児童遊園
(写真に写っている、逆行しているのはうちの子どもです。6年前の、しかも背中の写真だから載せてもたぶん大丈夫!)

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