(写真の桜は2014年のものです)
神楽坂の桜を紹介するシリーズも6本目、こちらは白銀公園を紹介します。白銀公園は、坂上交差点と東西線神楽坂駅のまんなかあたり、表通りの神楽坂通りからは2本裏に入ったところにあります。地元の小学生や幼稚園・保育園児には定番の公園で、周囲の公園では一番広いと思います。昼間は保育園児のお散歩とお遊びの声でにぎわい、放課後や週末は小学生がこれに加わります。ここにいると「本当に日本は少子化なのだろうか」と思うくらいです(笑)
この白銀公園、けっこう古い公園です。新宿区ホームページによれば
「神楽坂から少し北へ入ったところにある白銀(しろがね)公園は、昭和18年4月東京市立公園として開園し、昭和25年に新宿区に移管されました。園内にある巨大な石の山は昭和35年に整備され、3世代にわたって親しまれています。」
とのこと、なんと戦前の公開です。ここに住まわれていた渡部温氏の来歴については、地元コミュニティペーパーから続く「かぐらむら」ホームページには由緒として、「白銀公園を遺した人・渡部温物語」の連載もありますのでご参考まで。
さて桜の話。公園はやっぱり桜が似合います。周辺のぐるりをソメイヨシノや枝垂れ桜が囲んでいて、桜が満開の季節はかなり華やかな雰囲気になります。散り始めは子どもも大喜びで桜の花びらを追いかけ回しています。
種類がいくつか植えられていて、時間差を追って開花を楽しめるのもこの公園の魅力です。私が好きなのは、ソメイヨシノが終わった頃満開となる、北のほうに植えられている八重桜の大木です。根元にトイレがあるので、真っ正面で撮影するとちょっと間が抜けるのも公園ならでは。
下記の写真はトイレを背にして公園のほうに向かって撮影してみました。このアングルも、もうちょっと下にカメラを向けると砂場が移って、映えませんが、それもやはり人が生きてにぎわっている公園ならではです。
新宿区ホームページ 白銀公園 https://www.city.shinjuku.lg.jp/kanko/midori01_001006.html
かぐらむら 白銀公園を遺した人・渡部温物語 https://kaguramura.jp/archive/serial/18/

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