神楽坂と言えば猫、という人もいるでしょう。階段や路地をわが物顔で散歩する猫に時々出会います。車が通らない道ですから、猫にとっては安全ですね。
毘沙門天の向かい側、紫色のビルのすぐ脇から細い路地に入ると、よく猫と会えるスポットになりますが、なにせ猫のことですから気まぐれ。会えればラッキー、というくらいに思っておくといいでしょう。この写真は神楽坂の階段でのんびりたたずんでいたところを写真に押さえた貴重なショット。

神楽坂の猫といえば、以前「隈研吾展」を見に行ったとき、「新しい公共性を作る猫(本当はアイコンのネコ)の五原則」というタイトルがつけられていて、神楽坂の猫ちゃんの行動ログを地図上で投影したり、猫目線での都市風景を再現したりする取り組みもありました。
隈研吾展公式サイト 5.《東京計画2020 ネコちゃん建築の5656原則》
私の属するNPO粋なまちづくり倶楽部(神楽坂のNPO)では、不定期的にブラカグラというまちあるきイベントを開催していますが、「猫」をテーマに猫写真家の荻窪圭さんにレクチャーをして、参加者が猫写真撮影会をしたことがあります。参加者同士で「猫を見かけたことのあるスポット」を地図上で情報共有し、上手な猫との距離感の取り方、写真撮影のコツなど教えていただきながら、実際に撮影をしてみました。
神楽坂の路地散歩のもうひとつのテーマとして「猫写真」を加えてみるのも、いいですね。
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